ヤンデレではない

ヤンデレ騎士ってタイトルですが、ヒーローは全くもってヤンデレではないです。どちらかというと、腹黒か、策略家と言った方が正しいような…？ なので、ヤンデレを期待すると人によっては壮大な肩透かしを食らうので要注意。また、元々web連載の作品ですが、あの短編がそれなりの値段で書籍化するというのならきっと書き下ろしが沢山あるんだろうなと期待しましたが、webの時よりエピソードが一つ増えてただけでした。まさかの三分の一が別カプのお話で、表題作のカプの話が読みたくて買ったのに、大して興味を持てないカプの話が沢山入ってたことに私はかなりガッカリしたので、この評価です。表題作だけでも一冊の本にできるだけの量があるのだから、別カプ分の100ページをカットして、その分の値段を下げて販売して欲しかったなという感想。ストーリーだけを評価するなら、表題作は星4です。