猫の亜人リンクスと修道女クロエのお話。
蜘蛛の亜人ヴナンと王女フェドフルラージュのお話の2話構成。
始めのお話も良かったけど、どちらかと言うと2話目のお話の方が印象に残った。
両方読んで思ったのは、2話目→1話目の順で読みたかったな〜ってこと。そっちの方がより1話目を楽しめたんじゃないかという気がした。
2話目中に「一途な怪物」とありましたが、それは1話のリンクスにも共通。
2人ともヒロインの幸せを願う気持ち、執着が半端ない。が、ヒロインが願うから叶えるっていうスタンスがとても良かった。
クロエもフェドフルラージュも「一途な怪物」に想い想われ末永く幸せが続くでしょう。
ちょっと短編っぽいけど、この世界観て他種の亜人のお話も読んでみたい。
シリーズ化とかしたら嬉しいな。