このレビューはネタバレを含みます▼
初めに言いますが私はテジュ推し、CPはテジュ×ホユン推しです!!!!
試し読みをした当時、冒頭で父親から虐たいを受けているホユンの身体の生々しい傷跡を見て一年以上読むことが出来ずにいました。しかし時が経ち勇気を出して読んでみれば、とても切なくて、とても残酷で、とても美しい物語でした。
セファンに丸め込まれ、虐たいする父と助けてくれなかった兄に復讐したい気持ちを利用されるホユン。そしてその中で兄、テジュの自分に対する深い愛情を少しずつ知り意識し始めるホユン。過去の酷く重たく悲しいトラウマを持つホユンは兄に見捨てられたと長年感じていましたが、ホユンを父親から救おうとテジュは長年にわたって裏で動いていたのです。
しかし、そんなテジュに実は執着していたのがセファン。セファンはホユンを気に入ったふりをしてテジュを手に入れる企みを隠し、様々な犯罪行為で兄弟を引き裂こうとします。セファン、許すまじ。
テジュ×ホユン推しだからこそ、セファンとテジュの交わりは見てて辛く苦しいものでした。しかし、テジュがセファンを受け入れていたのはお家同士の付き合いとして仕方なく、そして家のためでも父のためでもなく他でもないホユンのために繋がるとして耐えていたのではないかと(勝手に)感じました。
そして待望の22巻!!!!ありがとうございます……!!本当に、本当にありがとうございます……テジュ推し、テジュ×ホユン推し大歓喜大号泣。あと2、3巻進んだら拝見出来るかなと思っていた麗しの兄弟の交わりを……!!あぁ!!最高すぎます……尊い……嫉妬しても神様のように優しい表情で微笑みながらホユンを激しく抱くテジュ、尊すぎます……そしてホユン、可愛すぎます……本当にありがとうございます……数多の作品を読んできましたが、ダントツで本作品が大好きです。素敵な物語、美麗な絵、滑らかな訳を本当にありがとうございます!これからも応援しています!