巡り会えてよかった…と思える夫婦です。

ネタバレ

2022年12月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ 21話まで読了。
過酷な運命に翻弄されながらも、与えられた生を必死で生きる「水松女(みるめ)」。再婚相手の加左家の次男「吉次郎」は、兄に厭われ「稀代の悪妻」と噂されていた「水松女」をあてがわれた事情ではありましたが、お互いがその人柄を理解し、いたわり合いながら絆を深め合っていくという展開で進んでいるようです。
始め、婚家の家来にさえ疎まれていた主人公が、その人柄で段々と周りの冷たい空気を溶かしていく過程は、辛い展開ではありますが、変化していく家来達の態度などで溜飲の下がる思いでした。
妻としての役割と蛇神との関わり、伏線では何やら不安な影も見え隠れして穏やかではありませんが、続きが楽しみな作品です。

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名探偵キャサリンの息子さん

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