一気読みをオススメ!





2022年12月24日
読んでいる間、私の心の中は小さな嵐が吹き荒れた。彼女が事を荒立てているようで、主人公にも周りの人達にもモヤモヤ苛々して途中で読むのをやめたくなった。なのに読み終えた時には泣いていた。嬉しさ、やるせなさ、事実と真実…気持ちはぐだぐだだけど、最後の数ページで、涙は溢れていても心の中は嵐はおさまり静けさがやってきた感じ。読み終えて再度カバーを見ると感慨深い。胸にグッときた。更に涙。写真も装丁も効果的で素晴らしい。一人静かな場所で一気に読みたい本。読んで良かった。やっぱり小説って良いな。

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