まさかな恋になりました。
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まさかな恋になりました。

邑咲奇

完結おめ!

ネタバレ
2022年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1~3巻までは単純にゲラゲラ笑いながら読んでました。たまに栞の母親にムカつきながら。なんだろ、あれは近親憎悪というやつかしら。娘を支配したがる母親は多少いるけど、あんな風に貶すなんて、娘というより姉妹の敵対心のような…いずれにせよ、嫁姑戦争に巻き込まれた栞だけど、でもおばあちゃんという逃げ場があったのは良かったと思います、うん。 4巻で幼馴染みが出てきてからはドキドキハラハラ、栞はどんどんキレイになるし、真木部長、今のところイケメンだわ、仕事出来るわ、栞が初恋だわ、選ばない選択肢がないわー!! ちなみに、魚(伊達くん)は今までふわふわして栞を天国から地獄へ落としたりしたので、魚が自分の気持ちを自覚してから、初めて相手を想って胸が痛くなったり、嫉妬したりしている姿は溜飲が下がる思いでございます👍

追記です。
紆余曲折あって大団円、おめでとうございます!
栞と家族の問題は短いながらも考えさせられるものがありました。片方からしか物事を見てなかったことに多少の後悔を残せど、お母さんは最期、娘に手を取ってもらえた幸せな時間を感じながら逝けたのではないか、そうあって欲しいと思いました。
あと我関せずかと思っていた栞のお兄さんがちゃんと栞を守ってくれた(ひょっとしたら元嫁のことも)ことにジンワリきました。

いくつになっても誰かとの出会いで人生変わるかもしれないんだなあ、と思うと面倒より期待が勝るかもしれないですね。
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