イシュタルの娘~小野於通伝~
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イシュタルの娘~小野於通伝~

大和和紀

戦国ロマン

2022年12月30日
3巻まで読了。戦国時代。織田信長の背後に竜。光を放つ豊臣秀吉と徳川家康。人には見えないものを見る天眼の持ち主で才女・小野於通。たまたま出会った信長に見出され交流スタート。しかし、明智光秀の登場&本能寺の変で家族を失い、京都で生活することになった於通。
幼なじみで近衛家の若き当主・信輔と気持ちが通じ合いますが、於通に許嫁が現れ、好きでもない男の所へ嫁ぐ羽目に……。嫁ぎ先では横暴で乱暴な夫や妾に虐げられ辛い。
3巻ではやりたい放題夫・塩川と離婚ですっきり!そしてあっさり京都に戻った後、秀吉の正室・於ねに見い出され、戦国社交界の中心・大阪城へ突撃!
女としてピンチがありながらも、周囲に助けられる於通とは反対に、関白を秀吉に横取りされた信輔はやさぐれまくり。しかし信輔は関白に一番近い存在でもあり秀吉VS信輔。
2巻の114~115Pの戦のシーンが印象的。仕方がないかもしれませんが、ペンタッチが荒く硬いのが残念。
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