好きで、好きで
」のレビュー

好きで、好きで

安西リカ/木下けい子

せつなくて愛しくて

ネタバレ
2022年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けの攻めに対しての気持ちはずっと心に後ろ向きの気持ちが消えない。元々攻めはこちら側の人でない。本来なら温かい家族をもって子供を育てる幸せを自分が奪ってしまったのではないかと。好きで好きでたまらないから余計にのどに刺さったとげのように何かのはずみで出てくる。攻めは攻めで。。木下けい子先生の画がとてもストーリーにイメージを広げて二人の物語に花を添えていく。安西先生の初期の作品とのことですがとても二人の気持ちのひだをうまく表現されていて読み手によく伝わってきました。
とても優しい気持ちになれる話でした。
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