泣きっ面にハグ【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】
黒田くろた
このレビューはネタバレを含みます▼
コミュ障であがり症の不破まさきは､落としたスマホを拾ってもらったことから医大生の宮塚たけると知り合います｡拾ってもらったお礼もまともに言えず､焦って転んで挙句に泣き出してしまったまさきを､たけるはぎゅっとハグして落ち着かせてくれます｡心身医学の勉強をしているというたけるは､まさきのあがり症を治す手伝いをしたいから友達になろうと言ってくれます｡pc関係の仕事をしているまさきは会社でも対人恐怖との闘いだったのですが､たけるに会って一緒に過ごすようになり少しずつ前向きになってゆくのでした｡そんなある日､まさきはたけるの家に誘われ､お酒を飲むうちに抜きっこになってしまいます｡極度のコミュ障であるまさきは､初めての友達､初めてのHな体験､初めての恋とでブワァッとなってしまうのでした｡心が弱いのではなくて心の壁が薄く繊細なまさきは､会社でキツくあたられても､たけると行き違いがあっても相手を責めることはしません｡人に喜んでもらえるのが好きで医者を目指しているたけるが､野良猫を手懐けるように気長に優しくまさきの心を解きほぐしてゆくきます｡
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