このレビューはネタバレを含みます▼
主にヒーローのベルナール目線でお話が進んでいきます。初対面からアニエスに睨みつけられたと最悪の第一印象でしたが、想像通りというかその誤解は早めに解けます。ベルナール以外にはアニエスの目つきの悪さは問題にならなかったのだから、アニエスが目を凝らして見たかったのはベルナールだけだったのだなあとすぐ気付きます。
2人ともキャラが良い!ベルナールは優しくて強くていざという時には絶対に守ってくれる頼もしさと、恋愛に関しては疎くて鈍いギャップが絶妙だし、アニエスは絶世の美女というよりは可憐で可愛らしいタイプで、令嬢らしく世間知らずだけれど過酷な運命を素直に受け入れ、使用人として生きて行こうと頑張っています。2巻まででお互い好きなのはバレバレですが特にベルナールにはその自覚が無く、早く2人のラブラブが見たい!
コミック2巻までを読んでweb小説も読んでみました。コミカライズで2人の間の空気感やサブキャラ達も上手く表現されていて、どちらが先でも違和感無く読めると思います。