このレビューはネタバレを含みます▼
続編が始まってますね…そりゃそうでしょう❗秀作ですもの。特に「再」に入ってからは、互いの癒し熟成度合いが深まって… 是非、全て読み通される事をお勧めします👍
「家族だからと言って愛さなければならない訳じゃないし、愛しているからといって許さなければならないわけでもないよ」… 子供の頃、母親との関係で受けた傷に長年縛られ続けた篤郎へ、学の愛と救済の言葉が刺さります。
「人を好きになるっていうんは、自分を好きになるってことなんかもしれませんね」
…どうにもならない恋のせいで、おかしな具合に心を拗らせていた学も、篤郎の純粋でまっすぐな愛に触れて、まともな情緒を取り戻していきます。愛しているのかもしれない…と芽生えた情感が、痛いもの、熱いものに蓋をしクールを装ってきた学に体温を与え、人間味溢れる表情へ変えていく…そんな作画の変遷が、何とも愛おしいです。
さて、ガッチリ気持ちを確かめ合った2人が、続編ではどんな経験をし、捉え、歩みを進めていくのか…今からとても楽しみです😊