ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~
」のレビュー

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

尾羊英/中村颯希/ゆき哉

儚げに見える主人公の逞しさがサイコー!!

ネタバレ
2023年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1/10まで1巻無料です!これにまんまと引っかかって、ハマってしまいました(^^;
でもね・・・久々に中身の濃い、読み応えのある作品に出会った気がします。
設定は中華な後宮なので、雛女(ひめ)達のドロドロもあったりするのですが、主人公:玲琳がとても努力と根性のヒトで、しかもポジティブで逞しい(体は病弱だけど(^^;)のであんまり嫌な気持ちにはならずに読むことが出来ます✨
妬みから、術を使われ身体を入れ替えられてしまうのですが、そこから玲琳(体は慧月)の幸せな?日々が訪れるのです・・・(^^;いやいやホントにね・・元気があれば何でも出来る~~!!と叫びたくなるほどの、謳歌ぶりが何だか楽しくなってきます。
誰も恨まず、逆にどんな状況もポジティブに捉えて生きる玲琳は、醜いとされていた慧月の顔をも輝かせる事が出来るのです✨美とは・・内面から滲み出てくるものなのでしょうね・・・所作や見せ方・・自分次第で「美」は作れる!読んでて元気になりました(^^作家さんの表現力も素晴らしかったです😄衣装も煌びやかだったし、舞のシーンや、慧月ちゃんを美麗にみせる描写等々・・ステキな場面が沢山あって、あっという間に4巻一気読みしてしまいました♪
お話は一応4巻で一区切りなんですが、〇〇編とか、まだ続くらしいので楽しみです~(^^
ラブ的には薄めなんですが、その分友情だったり、女性同士の絆だったり、とにかく人間模様が深いので、イケメンはたま~に出てくれればいいかな(^^っていう位、内容が面白かったです!何度も読み返したくなる作品でした😊
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