茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~
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茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~

高瀬わか/石田リンネ

話が最高。

ネタバレ
2023年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 茉莉花の頭の良さに毎回感服してるし、読んでると自分も頭が良くなった気分になる。控えめに言って最高!作画も巻を追うごとに綺麗で可愛くなっていって、茉莉花や珀陽様、他のキャラの顔面が輝いてみえる笑。ストーリーは、天才の中の天才にもかかわらず平穏を望む茉莉花が、奇跡的(本人は思ってない)に皇帝珀陽様と出会って、才能を認められ、どんどん立身出世していく物語。珀陽様は茉莉花に無理難題をどんどんふっかけて困らせるけど、茉莉花は正解以上の素晴らしい策でこなしていく。でも、本人は全然すごいとか思ってなくて、周りからの賞賛や畏怖を申し訳なく(?)思っている。謙虚とかじゃなくて、自分を客観視出来てるのかな、と。恋愛要素としては、とても少ないけど、たまに来るキュンがとても強い。珀陽様と茉莉花の表情がとてもいい。10巻では、少し進展があって、11巻が待ち遠しい。原作から入ってて、この後の展開知ってるけど、これを言っている珀陽様の表情が見たかった!ってシーンを見ることができるから全然楽しめる。若干漫画用に話を変えている所も違和感なく、むしろ感謝です。茉莉花の天才っぷりが大好き!って人はぜひ原作小説も読んで欲しい。原作ではもっと話が進んでて、もっと茉莉花が神がかった策士になっていくから。原作の石田先生、コミカライズの高瀬先生、本当に本当にありがとうございます。茉莉花官吏伝に出会えて幸せです!
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