このレビューはネタバレを含みます▼
母の情報を探るために、妻のフリをして潜入したけど、魔女を憎んでるエルヴィンに惹かれてしまい、勿論真実を告げる事が出来ず、かといって去ろうにも、気持ちの踏ん切りがつかないネリの葛藤が切なかったー。
全く妻に興味なかったエルヴィンが、徐々にネリ(ソフィーの姿ですが)に惹かれていく様子や、館の使用人達との交流で、周囲に心を開いていくネリが微笑ましいし、2人が恋愛という感情に疎すぎて、ちょっと近づく度に、なんだかほっこりしました。
エルヴィン視点があるのも嬉しい。
ネリに興味を持ち始めたのは、比較的早い展開な気がしましたが、結局恋愛経験ゼロなので、距離の詰め方もわからず、執事に相談したりと一生懸命な所が可愛い。
障害があって簡単にくっつけない恋愛ものは好きなので、とても楽しめました。