他人が決める自分という呪い





2023年1月13日
永井先生の作品は、どの作品もギャグ満載で笑いながら読んでいたはずなのに、読み終わると読了感がたまらなく切なくて何だか酩酊状態にしてくれる作品ばかりで最高。ところが、この作品はギャグ少なめでとにかく重い。自分という人格は、自分自身で決めるものと他人が「あなたはこういう人だ」と決めるものとでできているとは思う。しかし大人が子どもに都合よく押し付ける人格は深すぎる呪いでしかない。閉鎖的な空間なら尚更そうだと思う。今はとにかく柳田頑張れのひと言。
全てを読み終わった後、どんな感情になるのか楽しみで仕方ない。
全てを読み終わった後、どんな感情になるのか楽しみで仕方ない。

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ゆきんこ さん
(女性/50代) 総レビュー数:260件