ブッダ 手塚治虫文庫全集
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ブッダ 手塚治虫文庫全集

手塚治虫

ユニークで壮大

ネタバレ
2023年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古の史実にフィクションを加え、独特のユーモアを交えつつ描く壮大な作品だと思いました。登場人物のうちでも特にアナンダは、かつての盗賊でありかつ霊によって主人公を倒そうと操られていた立場でありながら、しっかりと改心した末に、最終的にはブッダと一緒にいろんな人へ教えを説いてまわる、さながらアシスタントのような存在になったという変化が強くインパクトに残りました。前途多難な出来事が多い様子ですが、諦めない姿勢は貫いていて見事だと思います。
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