このレビューはネタバレを含みます▼
本作は2023年2月10日公開予定の同タイトル映画の原作です。鈴木亮平がBL映画に出ると聞いて映画予告編を観たら、宮沢氷魚の無邪気で透明感ある笑顔に心射抜かれてしまった。映画公開前に原作読むか迷ったが読んでしまいました。初めはただのエロ作品だったら嫌だなあと思ったが全然違った。純愛、いや人間愛です。作者の実体験に基づいているので細部までリアルで心を打ちます。ネタバレなく読まれてください。号泣します。文体は読みやすくセンスが良くて、あっと言う間に読み切ってしまいます。何度も涙を拭う休憩は必要ですが。作者の青年期のイジメや苦難と救済に心揺さぶられ一生を一緒に生きた気分です。LGBTとファッションナブルに口に出す浅はかな括りでは語れません。映画を観て読んでも良いですし、先に原作を読んで映画を観てもどちらも良いと思います。是非是非読んでくださいませ。人生観が変わるような作品に出会えるのは滅多にありません。人生観を変える作品は真の芸術だと思います。ネタバレ厳禁です。多くは語れませんがこれほど多くの方に薦めたい作品は美しい彼以来です。本作をシーモアに掲載した運営陣流石です。どうか読んでみてくださいませ。お願いします。【映画を観て追記します】昨日映画館で観てきました。凄くオススメします。原作を読んだら是非是非映画も観た方が良いです。エロいシーン多めですがすごく綺麗に自然に撮れてます。鈴木亮介と宮沢氷魚のイケメン二人が神キャスティングです。意外にも最後鑑賞後に何か心に温かいものが残る作品に収まっています。もうコレを観てしまったらBLコミックが嘘のように感じるので怖い。コミックで読んでた世界観があの二人で臨場感あり観れるとは何事でしょう。凄い尊いモノを拝見させていただきました。そして泣いた。もう鼻水ズルズルでタオルハンカチを握りしめて泣いた。そしてまた映画観ただけで原作読んでない方は原作絶対読んだ方がいいです。映画にはない細かいエピソードも多く含まれています。またモノローグ風に書かれているので主人公の心情のヒダが手に取るようにわかりさらに作品を理解出来ます。500円ちょっとで購入できるんですもの是非購入をオススメします。