このレビューはネタバレを含みます▼
新人弁護士の早坂と彼が入所した事務所の先輩弁護士三上や片山、早坂の同期の森などを中心に話が展開して行きます。弁護士としてのお仕事部分もきちんと描かれています。三上と片山は同期の弁護士小野田を亡くした事で心に傷を負っており、重めの設定もあります。が、独特のユーモアを交えて色々なエピソードが描かれるため重くなり過ぎません。早坂が真面目で要領悪いけど一生懸命。そんな早坂の影響などもあり三上も片山も前を向けるようになって行きます。面白くもあり、またウルっとする部分もあり一気に読んでしまいました。