このレビューはネタバレを含みます▼
アイドル嫌いのバンドマン・ダイスケ×人気アイドルの祐樹。推しバンドの打ち上げに参加できることになった祐樹は、酔ってボーカルのダイスケに介抱され、Hと引き換えにギターを教えてもらうことに。まったくタイプの違う二人が音楽を通して近付いて、いい雰囲気になったかと思いきや、ダイスケと過ごすうちに自身のコンプレックスをダイレクトに刺激された祐樹の意識に変化が現れる。憧れの人に感化されるのは自然なことだし、なんでもできるからこそ特出した持ち味がない(と思っている)アイドルの不安もリアルで読み応えありました。アイドルも個性が大事、とはいえ祐樹みたいなタイプが結局一番強いと思うんだけど。ダイスケの気持ちが徐々に変わっていって、でもなかなか言い出せないもどかしさにそわそわ。ゴリゴリに男っぽい冒頭のダイスケとのギャップがよかった。それぞれ視野が広がって、相乗効果でますます人気者になりそう。バンド側のおじさん達がちょっとむさ苦しいのもリアリティありました。大崎さんとかほんといそう！
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG