イタリアの花嫁
」のレビュー

イタリアの花嫁

藤本さみ/ジュリア・ジャスティス

悪い奴(ヒーロー)の淑女(ヒロイン)

ネタバレ
2023年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒストリカルファンですが、最近新作が多いのですが、購入するために嬉しい悲鳴💦今作はリージェンシー末期からビクトリア初期の時代背景。ヒストリカルパタンの後見人のいないヒロインと身を持ち崩した男爵、どちらもお金が必要な境遇。ヒロインは伯父の再婚相手である伯母にいじめられたところに憧れの従兄が帰郷で、お金の面は一息つくけどヒロインは従兄のOut of 眼中(ふる~い笑)。そんなこんなで夜会で知り合うんだけど、荒んだヒーローの心にヒロインが突き刺さり、もしかして初恋?なんて思う程素直になってかわいいのですよ、これが😄そして意外にも教養ありの紳士で、伯母に嵌められたヒロインを機転で助けるのには惚れ直しました💕静かに流れるような物語で、もっと派手に描いても良くないかなぁと思いつつ、久しぶりにヒストリカルの上品さに浸れる作品でした。
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