叔父への初恋はナシってことで
」のレビュー

叔父への初恋はナシってことで

富塚ミヤコ

置いてけぼりなのは私だけ!?

ネタバレ
2023年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ お話の内容も設定も画も好きなんですが、なんでしょう…どちらの心情も、1番肝心なところがすっ飛ばされてる感が…。唯が誠治のこと忘れてたのは、好きだったのに急にいなくなって連絡もくれなくなっての、ショックからからの防衛本能というのは、まあまあよしとして、断片的に思い出しながらの、思い出したら好きって…ん?この10年間の積年のモヤモヤや気持ちはどこへ!?そして誠治は10年間音沙汰なしで、帰ってきて唯と暮らし始めて、いつの間にか好き設定?あの、恋人らしき写真の真相は?大きくなっても俺を好きならもらってやるの言葉の真意は?…いろいろよく分からないままに、唯はえらく誠治に執着してるし、誠治は唯を突っぱねてみたり、急に寄っていったり…う~ん。ストーリーを読み進めていく読み手が置いてけぼりな感じがして、うまく感情移入できませんでした。残念。くっついてからも駆け足な感じで、もう少し落ち着いた2人を、ゆっくり見たかったかなぁ。
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