てだれもんら
」のレビュー

てだれもんら

中野シズカ

続きを心待ちにしています【2025追記】

ネタバレ
2023年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 板前・トオルと寡黙な庭師・明。「和」の職人ふたりの繊細で丁寧な仕事ぶりに魅せられ、口には出さないけれどトオルの明への特別な想いに萌え、そして、静かでゆったりとした始まりからは想像もしていなかった不思議な世界へと引き込まれました。絵柄が独特ですが、味があります。庭のシーン、特に庭師の明が特殊な能力を使って庭の禍つ怪を手入れする一連のシーンは、なんとも言えない雰囲気があって「美」を感じました。禍つ怪に憑かれる元になるものが家人にないがしろにされた恨みだったりして…ちょっと辛いものがあるのですが、庭の手入れが終わった後に姿を現すモノノ径たちが可愛い。明がトオルの過去の不幸な出来事に関わりがあるようで、続きがとっても気になります。少し前にフォロー様のレビューを読んで購入したこの作品、何かのタイミングで目に留まることがあっても試し読みだけではこの作品の良さが伝わらずスルーしていたかもしれません。フォロー様、ありがとうございます。【2025.4/30追記】2巻読了。なんだか心配になる終わり方。そして、今回から登場の見目麗しい宝生さん(男性)の心の声にあら〜ぁ♡って、こちらも気になってしょうがない、、、のですが、完結まで先生もどうか「ゆるゆる」と。そもそもこちらは勝手に待ってるだけなんで(笑)。
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