ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】
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ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】

セキモリ/クレイン

アリステアの生きる意味

ネタバレ
2023年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ アリステアが、ララが目覚めた時自分がいないかもしれないけど、と「生きる」決意するシーンが心に刺さります。
ララの言葉やララとの思い出の中に、生きる理由を求めて、「何歳からオトナですか」「オトナになったら死んでもいいですか」って思うところはもう辛くて。
アリスのララへの執着は、話を読み進めると当たり前に感じます。たくさん絶望したアリスがララの目覚めを知った時、もう離さないと、ずっとそばにいると、ララのすべてを手に入れると思ったことは、過去の話を読むと痛いくらいにわかりました。
ララが、どんな生い立ちでも「綺麗」でいつづけたことの「奇跡」を、ありがたくも感じます。
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