読み終わって…





2023年2月2日
題名から結末を予想し、読み手は読み進めながら最後(最期)を切望する…という、なんとも切なく、苦しい作品でした。2巻は、1巻での出来事の「種明かし」的な要素が強く、本当の最期に至る過程は存外サラッと終わってしまったのが、ちょっと物足りなく感じました。どうしても「自分が同じ立場になったら…」と考えてしまい、ヒロインのように強くも、潔くもない私は、読み終わってもぐだぐだ考えてしまいます。平日に読む本じゃありませんね。

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平4 さん
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