過激ではなく歌劇

過激少女かと思い、剣を振り回したりバズーカーとか使ったりする過激な話かと思ってずっとスルーしていましたが、歌劇だと知り、読み始めました。面白かったです。
身長が高くて、くだけた敬語を常に使い、自分を名前呼びし、天才という点でのだめとかぶるなーってか、作家さんはかつてのだめファンだったのではと証拠のない勝手な想像をしてしまいます。
上下関係の厳しい世界で生きるって大変だなと、中学のときの部活の先輩にペコペコするのが面倒くさかったことを時折思い出しながら、宝塚の人たち永遠にその中で生きるとかスゲーと思いながら、夢を追って生きるって大変だけど素敵だと心熱くしながら読んでます。
彼氏は主人公を好きではないのか、主人公が好きなのは本当は大師匠（彼氏の兄弟子）ではないか、とかいろいろ謎がありますが、宝塚の男役が格好いいのはわかりみで、宝塚を見に行きたくなる作品です。