いとおしくって涙が溢れる

獣人？系はあまり読んでこなかったのですが、試し読みで続きが気になり購入。……めちゃめちゃ良かった…桜紫狼もユキくんもいとおしくて、読んでて涙が溢れました。
過去にイジメられたことから、自分のことを否定しがちな桜紫狼と、声こそ出せないけれど明るくって優しいユキくん。
お互いを思い遣るあまり、時にすれ違ったりもしますが、お互いが大切だからこそ、しっかり向き合っていく。やり取りがあったかくって、幸せを願わずにはいられない2人です。
桜紫狼は、周りに何を考えてるかわからないと思われるほど意思表示が下手だったけど、ユキくんの前では尻尾や耳、表情にわかりやすく感情が出ちゃうのも可愛かった。
出版社様の関係？なのでしょうか、BLコミックには珍しく(？)描き下ろしなどが入っていなかったのが残念。
もっとこの2人の物語を見てみたいです。