このレビューはネタバレを含みます▼
しおりの「私が欲しいのは紙の約束じゃないから」、「いつまでも紙切れの上であぐらかいていれば?」この言葉が天に唾を吐く愚だったと実感していく様が本当にざまぁみろ!でした。そのペラッペラに見える「紙」にはね、どんなに辛くても悲しくても二人で乗り越えようという「誓い」が含まれているのです。既婚者に手を出す、しかも友人のパートナーになんていう輩には絶対に誓えない紙なんですよ。人の持ち物ばかりを羨ましがるクレクレには特にね。子どもの成長に連れ、もっともっと現実的な辛さが襲ってきますからねー。さやかの旦那に至っては病気の域なので、その後どうするのかを見たいです。そして、美加のようなタイプも実際結構多いですよね。ホント、ただ引っ掻き回したいだけの「友情<野次馬根性」のヤツ。作者様、それぞれのその後の続編をお待ちしております☆