明日こそ絶ッ対、縁をきる!【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
きむらきむ(木村きむ)
このレビューはネタバレを含みます▼
表紙の受け(黒髪の方)が好みの無骨男子だったので購入。
あらすじは他のレビュアーさんがきちんと書いているのでそちらを参考にして下さい。
私は、この漫画の色気について書かせて頂きます。
まず、そんなにエロシーンにページを割いている訳でもないのに独特の臨場感があります。画力が高いからというのもあると思いますが、なんかこれはもうセンスだと思います。
特に前半の口での奉仕のシーンはめちゃくちゃエロい。ほんの数コマしかありませんが、本番シーンより印象的でエロいです。本番もあるけど何故か全部バックなんですがこれは作者さんの性癖なのか。
基本的に、美形のこじらせ攻めと、無骨なお人よし受けのお話で、ストーリーも面白いのですが、初めての本番シーンでは、受けが小綺麗になります。普段は無骨なのに、オシャレして綺麗に。眉毛も剃って普通の美形になったので本当に焦りました。個人的にはカバーの無骨な受けが好きで買ったのに、肝心なところで美形になるなら意味がない…と、冷や冷やしましたが、その後は無骨な受けに戻ったのでホッとしました。
受けの華形君のキャラがよくて、無骨でお人よしで、実はドM。だから、攻めの拗らせを受け止めつつ、Mだし包容力もあるという。エロい。
攻めは、なんというか美形こじらせキャラで、包容力は受けの方にあります。
精神的にまだ幼い、あぶなっかしい攻めを許して受け入れるドMの受け。バブみが素晴らしい。歳上受けの良さですね。
絵もストーリーもキャラもエロさも揃った、素晴らしい作品です。是非読んで頂きたいです。
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