このレビューはネタバレを含みます▼
伊介が女っぽすぎてなんだか少女漫画みたいだし幼すぎる。当人たちが「大学生だ」「おれは男だ」「あいつは男だ」と言っているだけで、一人称を無視して読んだら男まさりの中学生女子のよう。
顔が中性的で小柄ってだけならまだいいけど私服がノンスリーブのフーディー＋インナーのタンクトップを脇からチラ見せ＋ハーフパンツ……!? 大学生なんですよね……!? そんなランドセルやリコーダーの似合いそうな服装でいかにも女の子のような髪型をしておきながら「かわいい」が禁句……？冒頭2ページ目でものすごい内股で登場してるけどかわいいが禁句？ええ？？
外見のみならず性格も変になよなよしていて表情も少女漫画のヒロインみたい。そういうヒロインに飽き飽きしてBL読んでるとこあるので完全に相性が悪かったです。同じ作家さんの「スモークブルーの雨のち晴れ」が好きでこちらの1巻を買ったので、勝手な期待を持ちすぎてたかも。
伊介がもう少し分かりやすく「男」で「子供ではない」と認識できれば良かったけど、これ児ポじゃね？ってくらい幼いし女の子みたいだしでどうしても飲み込めずお話に集中できませんでした。2巻以降を読んでいけばこの作品の良さも理解できるんだと思いますが、私は1巻で脱落します。
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