母親を陰謀論で失った
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母親を陰謀論で失った

ぺんたん/まきりえこ

タイトル通りの話

ネタバレ
2023年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 起承転結はあるけど、結局はタイトル通りのストーリー。最後のコラムが1番面白かった。結局のところ、陰謀論者は不安に勝てない、もしくは不安を払拭するまで考え続けるというストレスに負けてしまう人々なんだと思う。最近ワクチン被害者と豪語する方々が訴訟に出たが、その行動が許される日本はある意味、多様性を認めているなぁと感じる。人の数だけ考え方が存在するのは理解できるが、吹聴するのはまた別の話だ。心配性に限らず、全てのことに良い面と悪い面があることを忘れないようにと、改めて心に刻むような本。
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