まばたきを三回
」のレビュー

まばたきを三回

凪良ゆう

受けがな。。。

ネタバレ
2023年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 療養のために東京から沓野木村に転校してきた四ノ宮グループの跡取りである四ノ宮令と陶芸家の祖父と暮らす斎藤一佳は令が一佳に怪我をさせてしまったことから仲良くなっていきます。9才のときに知り合い、令が東京に帰ってからも毎年一佳に会いに戻ってきて高校生になってつきあって、でも21才のときに令は事故に遭い亡くなったと令の母親から告げられます。
しかーーーし!ここから先は想像がつくなあと思って読んでいましたが、想像の上をいくところがいくつかありました。さすが凪良先生。でも番外編の「under the rose」...小学生のときに一佳がもらったバレンタインデーのチョコを令が地面に埋めさせて、それから毎年もらったチョコは埋めることになりましたてなことをほのぼの話的に書かれているのですが、ひくわ...。令は一佳以外には塩対応なのは最初からなのですが、こういうキャラはあまり好きになれないです。凪良先生の作品の登場人物って感情移入できるのですが、ちょっと古いお話だからか、令はなんかな。巻末のこのお話はないほうがよかったです。星2にしようかと思いましたが、ストーリーは凝っていたので星3で。お金持ちの親に頼るところがかなりあったのもあんまりでした。ここは大切なので仕方ないのですが。あと 円陣闇丸先生の挿絵を見たかったです。
2月28日で販売終了です。
2012年6月 総285ページ 挿絵なし
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