16巻まで一気読み、おっもしろ!





2023年2月23日
若き日の菅原道真(学問の神様)と検非違使の長・在原業平(和歌の名手で平安のプレイボーイ)が平安京で次々と起こる事件の謎を解き明かして解決していく、というだけではなくて、事件になんらかの形で関わる藤原氏と伴氏の勢力争いが並行して描かれていて歴史物としても面白かったです。史実は変えられないけれど史実の裏ではもしかしたらこんなことがあったのかも、というリアリティさがありました。道真と業平はもちろんのこと登場人物がとっても魅力的で…ふ、藤原基経でさえ嫌いになれないのは何故なんでしょう!?

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