溺愛が過ぎた

３巻目にヒロインの親友のリリーが「恥じらいは大事だけど、恥ずかしがり過ぎると面倒」と言っていて、まさにそれな！という感じでした…。しょっちゅう二人で旅行行ったりキスする割りにすぐ「わたしは恥ずかしくなって俯い」てばかりで少々苛ついた私は汚れた人間なんだろうか。１巻目はおもしろかったし、グレイ様がアリスにきつく当たってた理由も子供ながら精一杯アリスを守ろうとした結果なのだと思うとうるっときたけど、そんなことを知らないアリスはあっさりアーサーに夢中になり、二人の世界へ。正直途中何度かくじけそうになったけど、ようやく読み切ったという感じです。あまり溺愛が過ぎてもきゅんとも感じないんだな…と思い知りました。