このレビューはネタバレを含みます▼
夏頃に買ってから何度も読み返してます。
この作品は、友達(それもルームシェアをしている)から恋人になることへの境が描かれています。
その描き方が受けの野間視点なので、はじめは恋人になることへの葛藤を抱えるかわいさを感じると思います。
何度も読み返していると、野間よりもコマ数は少ないのですが攻めである相良の気持ちが直接的な言葉じゃない部分で気づけてくると思います。キス前の関係値で何気なく野間へケーキを渡してるように見えますが、相良は野間の「プレゼントを貰ったら好きになるタイプ」を見越してこうしてたのかななど…
えっ ち のシーンは擬音が少く、セリフとちょっとした表情変化に集中できる点も何度も読み返してる理由のひとつかも知れません。
物足りなさを感じる方もいるようですが、何度も読むと何度目かで爆アガりします。
はじめの頃は「相良視点も欲しいな」と考えていたのですが、相良はこの時どう思ってたのか考えるその時間がじんわりキュンとできて、楽しいです。