太陽よりも眩しい星
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太陽よりも眩しい星

河原和音

なんて素敵なタイトル

ネタバレ
2023年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルの意味が素敵。
小学生からの幼馴染が眩しく発光してるように映る。
身長高くて、優しくて、勉強出来て、なのにおっとりとしてて、女子としては頼り甲斐のある朔英。
キラキラ女子ではないけれど、素朴な人柄がとても上手く描かれてます。
朔英のこと、とても素敵女子だと思うんだけれど…当の本人は小さな、フワフワとした女子を眩しく思い。どこか卑屈?でも、人を羨ましく思うだけで、その気持ちを性格なのかな、とても優しく見守るので、とっても綺麗な心を持ってます。私も朔英のこと、大好きだなぁ。
対する神城君も、とても気持ちの良い男の子。
思わせぶりな行動や言動で、朔英のことを翻弄するんだけど。真っ直ぐで、優しくて、憎めない人柄でカッコいい。きっと朔英のことお手本のようにしてきたんだろうと思える。
そんな2人の物語。
高校生らしく、行事や勉強な勤しむところとても好ましく読めます。
仲間と心通じていく様も眩しく。
鮎川君も、とても素敵。
寡黙なんだけど、コンプレックスを朔英に打ち明けるところや、苦手なことを成し遂げたり。
とても眩しいですね。
最新巻がとても良かったーーー!
読んで、脳内でファンファーレ鳴らしてましたし(笑)
いや、本当他の高校生の恋のお話とはなにか読みごたえも違う。燻っていたものが、明るくなる最新巻で。
太陽よりも眩しい星…
ずっとそう思いながら恋してきた朔英。私も朔英のこと、とても眩しく思います。
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