【コミックス版】オメガポルノ
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【コミックス版】オメガポルノ

広里かな

重くないオメガバース

2023年2月26日
1巻は、たつるΩ×山岡α。たつるがとても楽天的で前向き。山岡への気持ちに気がつくのが遅いのと、山岡が不器用な男なために両思いになるまで少し遠回りしたけど、わりとさっぱりとオメガバースを描かれてる作品の印象です。αの芳野がでてきてハプニングエチするから何か絡んでくるなかと思いきやそれはなかったです。どちらかといえばヒートに対処するにはαが必要で、でも対処だけではない何かが運命の相手にはあるというのを描きたいからのシーンだったのかなと思いました。
おもしろく読めたのでトントン拍子に4巻まで購入。
2巻は芳野のお兄ちゃんの虎α×Ω千昭の同級生CP。これは虎が常に彼女がいて、千昭が好きなのを自覚するのにかなりの時間がかかったのでイラつきました。
3巻は芳野α×春平Ωの同級生CP。これも自覚するまでうだうだ。基本うだうだの描き方がどのCPも同じなので少し飽きました。
芳野家3兄弟なんだし、それぞれのキャラには個性がでているのだから、うだうだもだもだの仕方や運命の雰囲気や過程などもうひと工夫あればなと感じました。
ただ4巻の虎と千昭のその後は、女大好きだった虎が千晃にベッタベタであっまあまになってて、不器用な千晃を幸せにしてあげてるのでとても良かったです。
そのまま医師になった虎まで描いてもらえたらさらに満足でたのにな。千昭は自分のお店とか持ってたら最高。
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