病んでる〜好き〜

ネタバレ

2023年2月27日

このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様の闇BL本当に大好きで、今回も満足。他者からの暴力や親からの酷い扱いなど昴（受）の置かれてる環境は粗悪で、それでも唯一の家族である母親を守ろうとしてる姿が読んでて辛い。晃成さん（攻）もお金持ちで何でも手に入る様な立場なのに人として欠けている部分があって、実は昴より生きるのが辛そうです。そんな2人が唯一無二な存在に変化して世界には自分達だけいればいい…みたいな空気感になっていくの最高に好き。実際、晃成さんの犯した過去は受け入れ難いものかもしれないけど、その代償を大人になった今でも抱えていて、多分一生付き合っていかなきゃならないんだろうなと思うと、昴との穏やかな時間があってもいいのでは…と思ってしまうのでした。どうぞお幸せに！とは、なかなか言えない内容なんですけど、今まで感じれなかった晃成さんの感情が一気に昴に向けられて溺愛されればいい。あと、短編ですが他作に入ってた三角関係CPの続きが読めて嬉しかったです。

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Tomo さん

(女性/50代) 総レビュー数：0件

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