このレビューはネタバレを含みます▼
主人公含め、登場人物全員病んでるし、色々重たい作品です。
元々王子のほうが好みというのもあり。個人的には主人公とヒーローにあまり魅力を感じず、ただただ王子が可哀想な話だったな、という印象でした。
殿下の心がわからなかったっていうけど、手紙、皺になるほど読み返してるくせに別人が書いてると思ってたり、殿下の筆跡も知らないのか？と純粋に疑問だった。本人何も悪くないのにタイミングが悪くて、一番大切なものを失ってしまうとか、そりゃ心も壊れるよ……。悪役ではあるし、やってはいけないことをやってしまったけれど、後半を読んだら、ヒロインの妹のほうが好きな感じだった。
あと、元凶の父母は、もう少しざまぁ要素あっても良かったのでは、という気はする。
4巻完結なのに、読み応えはたっぷりでした。
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