来世は他人がいい
」のレビュー

来世は他人がいい

小西明日翔

7巻まで読んで

ネタバレ
2023年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 7巻について
前半は吉乃が霧島の大事な身内に紹介されるほのぼのとした雰囲気回だったのに
謎の男薊さんが出てくると一気に不穏に
赤パーマ野郎と薊は良いチームワークを見せ吉乃の拉致に成功。
この漫画の中では完全敵役ですがこの二人嫌いじゃないです😄薊はキャラデザが好き。表紙も作者の画力の向上のせいか今までで一番好きですね。赤パーマはやや天然気味の薊さんをしょーがねえと思いつつ面倒見てる感が憎めません
よく霧島は自分の事を「ヤクザじゃない」と発言していますが、この二人も吉乃や霧島と同じく「ヤクザの身内だけど正式な構成員でない」という立場なのですかね?
薊さんは明らかに人を痕跡残らず消すという(小津君談)ヤクザの中でも一番怖い仕事やってんじゃねえか…とツッコミたくなりますが言葉の端々にヤクザに対する軽蔑が感じられ(以前自分が使ってた半グレ達にも良い感情無さそうだったし)、染井ファミリーに可愛がられてきた吉乃と異なり、身内との関係が複雑であまり良くない人なのかなと推測
故に吉乃に「蓮二を○したい」と直談判したんですかね?吉乃と蓮二さんとの仲良好なのが理解できずに。
小津君絡みの一件から想像するに薊の身内は地位が高い幹部クラス(目が秋目さん似)で赤パーマの身内はそれよりちょっと下なんじゃないかと予想
我らが吉乃ちゃんはピンチにおいても流石でしたね
女子高生があの場面で自分が○ぬ事は選べませんよ…なかなか…誇り高いッス。生き様がジョジョですよ
ペットボトルぶん投げ&指折りも痺れました
ただあの場で助かったのは薊さんの気まぐれによるモノも大きかったでしょうね。なんか変に気に入られちまった感じだし…本気で○す気もあったのかよく分からん所あるし
薊さんが怖い人として活躍してくれたからなのか、サイコだった霧島がだんだん人間らしく見えてきました。吉乃や彼女の周囲と関わる中で変わってきた所もあるのかな
霧島と仲悪いのに吉乃に関わる事には参戦してくれる翔真もチラリ。今回は探偵みたいでした
霧島登場でなんとか危機から脱しますが、また吉乃の前に現れそうですね薊さん
怖いけどそれがスパイスとなり吉乃霧島の絆深まりそう。恋愛なのかは別にして
物騒回でしたが吉乃と薊さんのやり取り、所々漫才コンビみたいで面白かったです。吉乃は薊さんの顔見て誰と似てると思ったかは気になります
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!