ボクたちはまだ青く 大学入学編【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
黒井つむじ
このレビューはネタバレを含みます▼
『ボクたちはまだ青く』待望の続編｡ななち(七種一誓)と､あろち(新内亨)は､学部は違うものの晴れて第一志望の大学に入学します｡夢も希望も愛もいっぱいの二人ですが､あろちは生来の人見知りの克服､ななちはレベルの高い大学で授業についてゆくというそれぞれの課題が生まれます｡あろちは､ななちのアドバイスをもらいながら同じ理学部の津島利一と仲良くなります｡津島はあろちの頭脳明晰さに惚れ込んで､なんとしても天文学に専念させようとやたらと二人の関係に介入してくるのでした｡ななちは津島の言動を気にかけ､できる限り阻止しようとしますが､ななちの専攻する宇宙工学は一年次からほぼ必修となる厳しい科目が多く､あろちと過ごす時間さえままならないのでした｡お互いを大切に想い､相手も自分も信じて夢に向かって一歩ずつ頑張る二人の成長を実感できます｡DK同士の恋がDDになると､自由度が上がる分エロに比重が移ったりしてキラキラ度が減少しがちですが､この二人は前作からの初々しさがそのままで､くっそかわいいことこの上なしです｡
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