このレビューはネタバレを含みます▼
もう何年も前にアニメをリアルタイムで見て好きになった作品です。当時から特にオビが好きだったのですが、所々の描写からフラグを感じ取り…あまりにゼン&白雪の関係が揺るがないので絶対しんどいだろうなと思って躊躇していた原作をようやく購入しました。
はああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~…………………………!!!!!!!!!
13巻まで読んで、たまらず1度中断して心をおちつけるためにレビューを書きます。笑
ゆっくり1歩ずつ丁寧に描かれる恋愛や成長、絆がとてもあたたかくて、やっぱり好きな作品だなあ、と実感しました。
アニメでも感じられたきめ細やかな描写がギュッと詰まっていて、原作だけのストーリーや、アニメの補足描写(印象的なのは、ゼンのもってきたサンドイッチに対するアトリとの「こんな美味いもの食べたことない!」「食料庫から適当に持ってきただけだ」的な会話です)と合わせてじっくり楽しんでいます。
そしてオビ。オビ!!!!!!いい男すぎるよ!!!!!!!!!!!オビーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
あ、これ惚れてるな…って感じる描写は何度もあったけれど、白雪とゼンの関係を支えることに一切の躊躇がなくて、私の勘違いなのか?友愛的な?と考えながら読み進めていましたが、13巻でのオビの答えを見た瞬間、思わず涙が出ました。
白雪のことが好きで、ゼンのことも大切で、あの居場所がオビにとって本当に特別で、だからこそそれを守るための選択に迷いがなくて……かっこよすぎる。
「恋心を主に言わないまま2年一緒にいるのは隠しごとになる」というのもゼンへの思いやりで溢れていて、当て馬ポイント5億点満点です。当て馬ポジの男ばかり推しになりがちですが、こんなにも美しい当て馬っぷりはなかなか見れません。しんどい、かっこいい、でもしんどい。当て馬界の一等星です。
大切な人達を大切に扱おうと思いやれるオビは、本当に優しくて素敵な人だなあと思います。大好きです。
またこれから続きを読み進めますが、どうか主人公たちが、オビが、心から幸せに笑っていられるよう願ってやみません。