異世界の沙汰は社畜次第
」のレビュー

異世界の沙汰は社畜次第

八月八/大橋キッカ

異世界モノの最高傑作ときいて

2023年3月6日
間違いなく傑作です。前世社畜だった設定の転生/転移話はたくさんありますが、転移してからも喜んで社畜になっちゃうパターンは珍しいですね。すっごい地に足がついた主人公です。本人は自分を常識人だと思ってそうですが、究極のマイペースで年下ツンデレ騎士団長を盛大に振り回します。個人的には腹黒宰相閣下と主人公の合理主義コンビが大好きです。二人の掛け合いが楽しすぎる!理想の上司と部下です。聖女と王子には最初イラっとしますが、主人公が仕事以外のことに興味がなくあまりに淡々としてるので途中からどうでもよくなりました。スパダリ年下攻めは主人公にベタ惚れなので一生放すことはないでしょうが、たとえ攻めと別れることになってもこの主人公は瞬時に頭を切り替えて一人逞しく社畜根性で異世界を生きていけそうなところが魅力だと思います。
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