このレビューはネタバレを含みます▼
時代と人生の超大作、泣ける所あるし、BLなんだけど大河浪漫。それも、結構細かい設定が史実調べ尽くしているなと、うちも右衛門先祖、イギリスの産業革命の時期に日本で養蚕で儲けた家なので、なんだか勉強になりました。それも子育ても共感し、仕事も主人公達の様に頑張ろうと励まされてしまった。華族様の社会や学校の感じ、色々と日本の華やかな最後の時代に胸打たれました。渋沢栄一や伊藤博文が出てきても違和感ないくらいの背景設定でした。最初の頃は戦争に突入しないか心配したけれど、華やかな明治時代のみでした。
BLとしては、エロが所々美しい絵で織りなしていますし、回を追う事に絵が美しく、7巻あたりから大好きな絵柄でした。攻めは途中からワンコ系、受けが歳上だけど、華奢で美しいのが大好きでした。とにかく、すれ違い大恋愛がキュンキュンします。