このレビューはネタバレを含みます▼
闇オークションで2円で売られたはずの誠実…送料の方が高ついてキャンセルされた!笑。はじまりがコミカルなので闇オークションという仄暗いシチュエーションが霞む。仕事終わりの哀愁漂う疲れ切ったオーナー光太郎の様子と住処の散らかりようが「生きるの辛い」と叫んでます。そこへだいぶ元気なワンコ攻め誠実が土足で入り込む…お人好しな光太郎は流されまくって結局狭い部屋で2人過ごすことに。きっといつもなら1人で酔って布団に身体を預けて寝落ちする…みたいな生活を送ってきたんだろう光太郎の日常が、誠実が来たことで一変。お疲れ様です!と言いたくなるような誠実とのワチャワチャした掛け合いが面白くて一気読みしちゃいました。お互い救済されて、これからもあの部屋で恋人らしい時間過ごすんでしょうね。