僕の番は猫紳士
」のレビュー

僕の番は猫紳士

アサナエアラタ

アレックスの優しさが沁みる。

ネタバレ
2023年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正時代のオメガバース✕獣人もの。小さい頃から芸者の子でしかもΩであるためかなり辛い境遇の中で生きてきた冬獅郎。そんなある日 冬獅郎の新しい奉公先が決まる。新しい主はニャルティーグ人であるアレックス。アレックスは使用人の冬獅郎にも差別せず語学を教えてくれたり料理を作ってくれたりする心優しい獣人。そんなアレックスの立ち振る舞いはまさにタイトル通りの猫紳士!スーツ姿が素敵。アレックスと出会ってからもちょっとは何やかんやあったけど2人が 結ばれてやっと冬獅郎にも心穏やかに過ごせる幸せな日々が来たーって心から喜んだんだけど その次の『英国編』がこれまた…でしたね。もーこれ以上 冬獅郎に悲しい想いをさせないでって言いたくなるほど悲しいことが続いていて読んでるだけの私まで苦しかったけどラストはみんながハッピーだったので本当に嬉しい。もしまた続編が出るならば今度こそは最初から最後まで冬獅郎がつらい目にあわず ずっとラブラブで甘々な話であることを強く願います!
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