【文庫版イラスト&書き下ろし付き】刑事に口説きの純愛
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【文庫版イラスト&書き下ろし付き】刑事に口説きの純愛

高月紅葉/小山田あみ

大輔好きな人には苦行の巻

ネタバレ
2023年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ このシリーズ好きですが、この巻のみは低評価です。要約すると、恋人になりそうな手前のCP田辺×大輔の二人の前に、田辺が過去気になって性的イタズラをした佐和紀が現れ、『こんな酷い性的な事をされた、こんな奴でいいの?』と現恋人大輔の前に過去の田辺との性的な話を延々とする回です。。
佐和紀の田辺マウントが酷すぎた…。そして田辺が佐和紀に気があった事も大輔の前で認めさせます…大輔の立場って…。女友達で『あなたの恋人に昔無理やりキスされて…』等、延々と性的な話されて、あげくの果に彼は私に気があったと彼本人に認めさせて言わせるのって…考えると…こんなマウント女いたら怖いです。あと田辺がいつまでも佐和紀の写真を手放せないのは、かなり変かな?とも思いました。それこそズリネタなら身近な存在でなくてAV女優とかでもいいのでは?と思う。あと佐和紀を書く度毎回『〜と綺麗な顔が』とか『〜と魅惑的に笑った』とか佐和紀を称える形容詞をつけるのを見てトータルな感想が、作者は佐和紀>大輔を大事にされてて、とにかく佐和紀をスピンオフで大きな存在として書きたいか、本編の宣伝をしたいのがよくよく伝わってきました。
佐和紀の存在はこの巻は特に酷かったです。スピンオフなので田辺と大輔のみがありがたいです。大輔好きな人から見たら地獄のような巻でした。
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