文句なしの最高傑作

おおよそすべてのことに無関心無頓着で歳のわりにクールな臼井少年がはじめて興味を持った人と3年の月日を経て再会し、はじめて自分の言動行動に後悔したり、疑問が浮かんだり、相手やその周りの言動行動に一喜一憂したり、振り回されたりしながら自分の気持ちに気付いて成長していくお話………
と、同時に優しすぎる性格と世間体や“普通”を気にしすぎて素直になれず卑屈になり気味な本当は寂しい愛されたい大切にされたいと思っているアラサー葉さんも一周り年下の少年との出会いをきっかけに過去にけじめをつけ、自分と相手と向き合い、時には逃げたりもしながら変わろうと努力していくお話でもある…………
そこそこ色んな(BL)作品を読んでいるつもりですが、久しぶりにこんなふうになりたい…！と思える二人でした。最後のエピローグ？の臼井くんのこれからを考えて思うところがもうはわわ〜///って感じでした…語彙力くんが匙を投げてしまったので、気になった方はぜひ見てください。何卒。