異世界の沙汰は社畜次第
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異世界の沙汰は社畜次第

八月八/大橋キッカ

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ネタバレ
2023年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックの方を読んでましたが、原作のお試しを読んだらこのペースだと終了まであと4年以上かかってしまう事に気付き、現在ちょっと先が読めない病気の療養中なので思い切って完結してるという原作も購入。こちらの方がBL要素はちょっと濃いめ。
それでもオルジフくんの好きな『KOIBANA』は比較的少なく、近藤さんがいかにして自分のやりたい事をやりたいように推し進めて行くか、の話が主なので、ラノベ初心者の自分にも結構読み応えがありました。手探りではあるけど近藤さんは最初から「帰る」手段を探す事を念頭には置いていたんだろうな…。
でもきっとそれは途中から「行き来出来る」に変わって行ったのだろうけど。
恋に関しては性格的なものもあるけど、大人な冷静さ(と狡猾さ)で抑えめな近藤さんに若さと初恋の傍若無人さでグイグイ来る騎士団長(君は子離れ出来てないオカンかw)。
紆余曲折がありながらもお互いにお互いがとても「必要で大切な存在なのだ」という、かけがえのない想いを恋から愛情に育てて行く過程はとても心温まるものでした。
性別は問題じゃない、その相手だから全てが欲しいっていうのは良いものです。
いつか我々のこの日本でダイアナより強くて速い自動車に、近藤さんがアレシュ様を乗せて運転してるような、そんな場面も見てみたいなぁと思ってます。
結構モテる近藤さんの後ろでガルルルル…と唸ってるアレシュ様がやっぱりとても可愛いw
でも近藤さん、あんまり大切な人に心配をかけるような真似ばかりしないで欲しいなあ…w
ああ、原作もやっぱり面白かったから、どうかコミックも最後まで読めますように。
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