1杯の温かい日本茶を飲んだような読後感





2023年3月18日
ゴミ捨て場で倒れてる酔っ払い(実は他部署の同僚)を連れ帰って介抱して……
という、BL界ではあるあるな出だしであるものの、そこから先は全く違っていました。
流れで体の関係…でも、奇をてらった出来事や設定があるわけでもなく、極々オーソドックスなストーリー。
でも、それがとってもよかった。
流れゆく季節の中で、言葉を交わし、仕事をし、居酒屋に飲みに行き、過去の恋愛を語り、休みの日に出かけ……
そんな日常を少しずつ積み重ね、ゆっくり距離が近づいていく2人。
失恋の傷が癒えて、恋がまた生まれる流れもとても自然だった。
平屋の日本家屋や畑といった風情もそんな日常に趣を添えていて。
作者様の、台詞の言葉選びもとても優しくて好き。
BLはファンタジーと言われるけど、
国島と木村、2人がどこかにいるんじゃないか、と思える。
真面目で、不器用で、優しい2人の恋愛に、心がじんわりすること間違いなしです。
***230P
という、BL界ではあるあるな出だしであるものの、そこから先は全く違っていました。
流れで体の関係…でも、奇をてらった出来事や設定があるわけでもなく、極々オーソドックスなストーリー。
でも、それがとってもよかった。
流れゆく季節の中で、言葉を交わし、仕事をし、居酒屋に飲みに行き、過去の恋愛を語り、休みの日に出かけ……
そんな日常を少しずつ積み重ね、ゆっくり距離が近づいていく2人。
失恋の傷が癒えて、恋がまた生まれる流れもとても自然だった。
平屋の日本家屋や畑といった風情もそんな日常に趣を添えていて。
作者様の、台詞の言葉選びもとても優しくて好き。
BLはファンタジーと言われるけど、
国島と木村、2人がどこかにいるんじゃないか、と思える。
真面目で、不器用で、優しい2人の恋愛に、心がじんわりすること間違いなしです。
***230P

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