3.4☆





2023年3月20日
7巻まで読了、なかなか一風変わった面白い作品だと思う。特に大したストーリーではなく、人間付き合いが超下手な家族を中心に複数のキャラ達の視点から見えるものや感じたもの思ったことが描写されている作品。あまりに個性的と言うか理解不可能な?言動や行動でなんでこうなる?という謎が続き...十人十色、他人の考えなんて理解できないし、変えることも出来ない。しかし、会話もしなければ、すれ違いや勘違いと思い込みで関係がどんどん悪化するんだということを気付かせてくれる。人間性も多様に描かれているけど、現実社会でもいるような人が多くて読んでいてもあまり違和感がない。絵はちょっと癖があるというか、娘の一花ちゃんだけなんか浮いてる顔立ち?で違和感あったけど今はかわいく思える。一生懸命だけど面倒くさい女の典型みたいなお母さん、誠実で優しいけれど理詰めしちゃう女心を掴めないお父さん、お父さん譲りの男っぽい性格の一花ちゃん、一花ちゃんがが幸せになれますように。この流れ、このタイトルでどうやって締めくくるのかな...完結したら再評価します、7巻までの評価は3.4☆

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